災害時復旧に建築のプロの力を活用しよう、と考えた「だいくまんプロジェクト」。
この発想のベースになったのが、磐田市を拠点にしている「大工村」の存在です。
大工村理事長のノリさんはもともと防災活動に関心があり、地域を強くすることで子どもたちの明るい未来となることを同時に考えていました。
大工村は静岡県西部地域で家づくりやリフォームを手掛ける大工さんや工務店が集まるグループ。そのメンバーの技術を災害時被災した家を復旧させるところに使っていけないか、と考えたのです。
平時は家づくりを、災害時でも家をつくる。家をつくる内容と意味が、状況によって変わりますが、大工の技術力はどんな時でも必要とされ活用できるものと思っています。